禊(ミソギ)

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ミソギ

漢字・読み
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概要

まとめ
イザナギ黄泉の国の穢れを祓うために、禊(ミソギ)をした。
●禊をすることで、住吉三神・三貴神など多くの神々を生んだ。
●禊という儀式は重要な儀式だった。
●手水舎で手を洗うのは、イザナギの禊の追体験。
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物語・由来


黄泉の国という死者の国から帰ってきたイザナギはその穢れを落とすために「禊」をします。禊(ミソギ)をすることで、様々な神が生まれることになります。その中でも有名なのは「住吉三神」と「三貴神」です。住吉三神は海運の神であり、同時に禊の神であります。そして三貴神はアマテラスツキヨミスサノオという日本神話の中核をなす神です。これらが生まれたキッカケがイザナギの禊ということは、禊というのがとても「素晴らしい儀式」であり、重要なことだったのだと分かります。
禊の本来
現在、私たちが神社に行くと、まず手水舍で手と口を洗い、世俗の穢れを落とします。しかし、現在の手水舎の儀式は、参拝者のハードルを下げるためにかなり簡略化したものなんです。本来は、川や海の流れに入って、全身から穢れを落とさないと境内には入れないものでした。つまりイザナギの禊とほとんど同じことを神社の境内に入る前にしていたわけです。それだけ神社というのは穢れを嫌い、神聖な場所だったっということです。
穢れの意味
日本書紀を読むと、罪人が神社に逃げ込む物語があります。そして逃げ込まれると朝廷でも神社には手が出せない。だから神社(特に伊勢神宮)に逃げ込む前に捕まえようとします。それだけ神社には治外法権というか自治権があったのです。ではどうして、神社に手が出せないかというと、穢れているからです。穢れてるものは神社に入れない。だから朝廷も手が出せない。ちなみに罪人は当然、禊をして綺麗になって境内に入るのです。そうは記述が無いですけどね。
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引用

現世に帰還・ケガレを祓う
イザナギは言いました。
「わたしはなんて汚らわしいところに行っていたんだろう。
身体を清める禊(ミソギ)をしよう」

それで、筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原(アワギハラ)に行って、禊(ミソギ)をしました。

穢れから産まれた神
イザナギは言いました。

「上の瀬(水面に近い方)は流れが速い。
下の瀬(水底の方)は流れが遅い」

そう言って、中段にもぐって禊をしました。

第五段一書(六)-4 海の神々
第五段一書(六)-4
イザナギは黄泉の国から帰ってくるとイザナミを追ったことを後悔して言いました。
「私は、なんという酷く汚く穢れた所に行ってしまっていたのか!! わたしの身についた穢れを洗い落とそう」
すぐに筑紫の日が当たる小戸橘(オトタチバナ)の檍原(アハギハラ)で禊(ミソギ)をしました。

伊奢沙和気大神が夢に出る
建内宿禰は皇太子(=ホンダワケ【応神天皇】)を連れて禊(ミソギ)をしようと、近江や若狭を巡り、越前の敦賀(ツルガ)に仮宮を建てて、滞在していました。

君主を殺すは義に反するが功に報いないは信に反する(履中天皇
「今日、大臣と同じ杯の酒を飲もう」
共に飲むときに顔が隠れるほどの大きな大鋺(オオマリ=鋺は鉄のお椀)に勧める酒を守りました。王子がまず先にのみ、隼人は後で飲みました。その隼人が飲んだ時に大鋺(オオマリ)が顔を覆いました。それで席の下に置いた剣を取り出して、その隼人の首を切って殺して、その翌日に大和に登って行きました。それでその土地を「近つ飛鳥」といいます。大和に上って到着して詔して言いました。
「今日はここに留まって、祓禊(ミソギ)をして、明日参上して神宮で拝礼しましょう」

履中天皇(十一)車持部の罪
「お前は、車持部(クルマモチベ)といって、ほしいままに天子(ミカド)の百姓を検校(カトル)した。これが罪の一つ。神に配置した車持部をあわせて奪い取った。これが二つ目の罪だ」
それで悪解除(アシハラエ)・善解除(オシハラエ)を負わせて、長渚崎(ナガスノサキ=摂津国河辺郡の海岸=現在の兵庫県尼崎市長洲)に出で、祓い、禊(ミソギ)をさせました。そして詔(ミコトノリ)して言いました。
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