国津神のヰヒカ

MENU
TOP>神武東征(古事記)>国津神のヰヒカ

国津神のヰヒカ

TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

現代語訳

そこから進むと、尾が生えた人が
泉から出てきました。

その泉には光がありました。

イワレビコ
その光に「あなたは誰ですか?」と聞きました。

すると
「わたしは国津神です。
名前は井氷鹿(ヰヒカ・イヒカ)といいます」
と答えました。

イヒカ吉野首(ヨシノノオビト)たちの祖先です。
Pre<<<  >>>Next 
スポンサードリンク

解説

尾が生えた人?
どうやらこの地域には、尾が生えた人間が住んでいた――ととらえることも出来ますが、防寒のために腰に獣の毛皮を付ける風習がある氏族がいたのではないか? とも。
神の使い
日本だけでなく、山の動物は人ではない何かしら…要は神が毛皮を纏っていると考えていました。だから毛皮を身に付けることは、神の使者か神のそのものという意味を持っていました。

次のページの

でも尾っぽのある国津神である「石押分之子(イワオシワクノコ)」が登場します。吉野・宇陀では尾っぽを特別視する文化があったのでしょう。

ヰヒカは吉野郡井光という地名にちなんだ名前か、その地域に実際にそういった氏族がいたのでしょう。
スポンサードリンク

個人的コラム

泉と光
井氷鹿(ヰヒカ・イヒカ)は泉から出てきたのですから、水神でしょう。
しかしピカピカと光っていたのはなぜでしょうか。
太陽神だと考えるのが自然です。

水と太陽を特別視するということは、井氷鹿(ヰヒカ・イヒカ)は穀物神・農業神です。

原文

そこより幸行せば尾生ひたる人、井より出で来たりき。その井に光ありき。ここに「汝は誰ぞ」と問ひたまへば、「僕は国つ神、名は井氷鹿と謂ふ」と答へ白しき。こは吉野首等の祖なり。
Pre<<<  >>>Next 
スポンサードリンク

SNSボタン

TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

ページ一覧

編集