古事記一覧 タケミナカタ神が居ます故爾に其の大国主神に問ひたまひけらく、「今汝が子、事代主神、如此白しぬ。亦白すべき子有りや。」とと… 力比べの提案如此白す間に、其の建御名方神、千引の石を手末にささげて来て、「誰ぞ我が国に来て、忍び忍びに如此物言… 手が氷の刃と化す故、其の御手を取らしむれば、即ち立氷に取り成し、亦剣刃に取り成しつ。故爾に懼りて退き居りき。爾に其… タケミナカタの敗北故、追ひ往きて、科野国の州羽の海に迫め到りて、殺さむとしたまひし時、建御名方神白しけらく、「恐し。… 国譲りを再度問う故、更に且還り来て、其の大国主神に問ひたまひけらく、「汝が子等、事代主神、建御名方神の二はしらの神… 幽界へ隠退いたしましょう爾に答へ白しけらく、「僕が子等、二はしらの神の白す隨に、僕は違はじ。此の葦原中国は、命の隨に既に献… 料理人クシヤタマ神如此白して、出雲国の多芸志の子浜に、天の御舎を造りて、水戸神の孫、櫛八玉神、膳夫と為りて、天の御饗… 魚料理を献上しましょう是の我が燧れる火は、高天の原には、神産巣日御祖神の、登陀流天の新巣の凝烟の、八拳垂る摩弖焼き挙げ、… オシホミミ神、地上に降りなさい爾に天照大御神、高木神の命以ちて、太子正勝吾勝勝速日天忍穂耳命に詔りたまひけらく、「今、葦原中国を… 息子ニニギを地上に爾に其の太子正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命、答へ白したまひけらく、「僕は降らむ装束しつる間に、子生れ出… オシホミミの提案どおりにニニギが降る此の御子は、高木神の女、万幡豊秋津師比売命に御合して、生みませる子、天火明命。次に日子番能邇邇芸命… サルタヒコが名乗る爾に日子番能邇邇芸命、天降りまさむとする時に、天の八衢に居て、上は高天の原を光し、下は葦原中国を光… 五柱と共に降臨爾に天児屋命、布刀玉命、天宇受売命、伊斯許理度売命、玉祖命、并せて五伴緒を支ち加へて、天降したまひ… 三種の神器と神々をさらに追加是に其の遠岐斯八尺の勾たま、鏡、及草那芸剣、亦常世思兼神、手力男神、天石門別神を副へ賜ひて、詔りた… 二柱の神は五十鈴宮に此の二柱の神は、佐久久斯侶伊須受能宮に拝き祭る。次に登由宇気神、此は外宮の度相に坐す神ぞ。この二柱… アメノイワトワケ神とタヂカラオ神次に天石戸別神、亦の名は櫛石窓神と謂ひ、亦の名は豊石窓神と謂ふ。此の神は御門の神なり。次に手力男神… 五伴緒の子孫故、其の天児屋命は、中臣連等の祖。布刀玉命は、忌部首等の祖。天宇受売命は、猿女君等の祖。伊斯許理度… ニニギ、筑紫の日向に降臨故爾に天津日子番能邇邇芸命に詔りたまひて、天の石位を離れ、天の八重多那雲を押し分けて、伊都能知和岐… アメノオシヒ命とアマツクメ命故爾に天忍日命、天津久米命の二人、天の石靫を取り負ひ、頭椎の大刀を取り佩き、天の波士弓を取り持ち、… 大伴氏と久米氏の祖神故、其の天忍日命、此は大伴連等の祖。天津久米命此は久米直等の祖なり。天忍日命(アメノオシヒ命)は大… <<<< >>>>