押黒弟日子王(オシグロノオトヒコ)

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押黒弟日子王

投稿日時:2017-10-20 14:07:17
漢字・読みオシグロノオトヒコ
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押黒弟日子王(オシグロノオトヒコ)

押黒弟日子王(オシグロノオトヒコ)は古事記に登場する人物名。日本書紀には対応する人物名はないが、古事記では「押黒之弟日子王は牟宜都君(ムゲツノキミ)などの祖先」とあり、牟宜都君に対応する身毛津君(ムゲツキミ)が日本書紀に見られるので、書かれてはいないが認識はあったのだと思われる。
ちなみに、押黒弟日子王の母親の姉の子供…つまり従兄弟に当たる押黒之兄日子王は対応すると思われる直接の子孫の名前は見られない。

物語・由来

境遇は押黒之兄日子王と同じ。
景行天皇は美濃の大根王の娘の美人姉妹(兄比売・弟比売)を娶ろうとして、息子の大碓命を派遣します。しかし、大碓命は父景行天皇に美人姉妹を渡さず、自分のものとしてしまいます。その大碓と美人姉妹(兄比売・弟比売)の間に生まれた子供が「押黒之兄日子王と押黒之弟日子王」。

ところでムゲツノキミという名前は天武天皇の時代にも見られるので、この系譜が続いていたということになる。
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出自と子孫

古事記によると
大碓命景行天皇の皇子・ヤマトタケルの双子の兄
弟比売…美濃国造の祖先である大根王の娘
押黒之弟日子王牟宜都君(ムゲツノキミ)などの祖先

日本書紀では子孫の「身毛津君」は見られるが、押黒之弟日子王とその直接の子孫の名前は見られない。

引用

古事記からの引用
オオウス命の系譜
その大碓命(オオウスミコト)が兄比売(エヒメ)を娶って生んだ子が押黒之兄日子王(オシグロノエヒコ)です。
押黒之兄日子王(オシグロノエヒコノミコ)は美濃の宇泥須和気(ウネスワケ)の祖先です。
大碓命が弟比売(オトヒメ)を娶って生んだ子が押黒弟日子王(オシグロノオトヒコ)です。
押黒之弟日子王は牟宜都君(ムゲツノキミ)などの祖先です。
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