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大根王
投稿日時:2017-10-14 12:26:03漢字・読み | オオネノキミ |
別名 | 神骨 |
大根王(オオネノキミ)
大根王(オオネノキミ)は古事記に登場する人物名。
日本書紀では「神骨(カムボネ)」が対応する人物に当たる。
美濃国造の祖先。
性別は不明。
ちょい役
景行天皇はある日、美人姉妹が美濃にいると聞いて、その姉妹を呼び寄せることにします。その使者として自分の皇子の大碓(オオウス=ヤマトタケルの双子の兄)を派遣します。それで美人姉妹を連れ帰るとおもいきゃ、大碓が美人姉妹を自分のものにしてしまいます。その美人姉妹の親が「大根王」です。
大根王の娘を妻にした大碓は、その後、美濃に住むことになります。景行天皇の皇子が美濃に住むきっかけが大根王ということになります。
日本書紀では「神骨(カムボネ)」が対応する人物に当たる。
美濃国造の祖先。
性別は不明。
ちょい役
景行天皇はある日、美人姉妹が美濃にいると聞いて、その姉妹を呼び寄せることにします。その使者として自分の皇子の大碓(オオウス=ヤマトタケルの双子の兄)を派遣します。それで美人姉妹を連れ帰るとおもいきゃ、大碓が美人姉妹を自分のものにしてしまいます。その美人姉妹の親が「大根王」です。
大根王の娘を妻にした大碓は、その後、美濃に住むことになります。景行天皇の皇子が美濃に住むきっかけが大根王ということになります。
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物語・由来
名前から考える
根は「根の国」のこと。大根王は地下世界(死者の神の世界)の神をモチーフにした人物か、そいういった神を祀った神官なんじゃないかと思います。日本書紀で「神骨」となっているのも関係があるのではないかなと。すなると「骨(ホネ)」という言葉の「ネ」は根の国の「ネ」と同じ意味なんでしょうね。
根は「根の国」のこと。大根王は地下世界(死者の神の世界)の神をモチーフにした人物か、そいういった神を祀った神官なんじゃないかと思います。日本書紀で「神骨」となっているのも関係があるのではないかなと。すなると「骨(ホネ)」という言葉の「ネ」は根の国の「ネ」と同じ意味なんでしょうね。
配偶者と子孫
古事記によると
親大根王…美濃国造の祖先
配偶者記述なし
日本書紀によると
親神骨
配偶者記述なし
親大根王…美濃国造の祖先
配偶者記述なし
兄比売…大碓の妻となり押黒之兄日子王を産む。押黒之兄日子王は美濃の宇泥須和気(ウネスワケ)の祖先となる。
弟比売…大碓の妻となり押黒弟日子王を産む。押黒弟日子王は牟宜都君(ムゲツノキミ)などの祖先となる。
弟比売…大碓の妻となり押黒弟日子王を産む。押黒弟日子王は牟宜都君(ムゲツノキミ)などの祖先となる。
日本書紀によると
親神骨
配偶者記述なし
兄遠子
弟遠子
弟遠子
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引用
古事記からの引用
大碓命
オオウス命の系譜
日本書紀からの引用
景行天皇(六)80人の子供、兄遠子と弟遠子と大碓命
景行天皇(二十八)大碓皇子を美濃国に封じる
大碓命
オオウス命の系譜
その大碓命(オオウスノミコト)が兄比売(エヒメ)を娶って生んだ子が押黒之兄日子王(オシグロノエヒコ)です。
押黒之兄日子王(オシグロノエヒコノミコ)は美濃の宇泥須和気(ウネスワケ)の祖先です。
大碓命が弟比売(オトヒメ)を娶って生んだ子が押黒弟日子王(オシグロノオトヒコ)です。
押黒之兄日子王は牟宜都君(ムゲツノキミ)などの祖先です。
押黒之兄日子王(オシグロノエヒコノミコ)は美濃の宇泥須和気(ウネスワケ)の祖先です。
大碓命が弟比売(オトヒメ)を娶って生んだ子が押黒弟日子王(オシグロノオトヒコ)です。
押黒之兄日子王は牟宜都君(ムゲツノキミ)などの祖先です。
日本書紀からの引用
景行天皇(六)80人の子供、兄遠子と弟遠子と大碓命
この月のこと(景行天皇即位4年の2月)。美濃国造の神骨(カムボネ)という名の人物に姉の名は兄遠子(エトオコ)、妹の名は弟遠子(オトトオコ)という姉妹がいました。二人ともが有国色(カオヨシ)と景行天皇は聞いて、その婦女の容姿を見たいを思いました。それで大碓命(オオウスノミコト)に景行天皇の代わりに密かに婦女のもとへと送ったのですが、報告もしませんでした。景行天皇はこれで大碓命を恨みました。
景行天皇(二十八)大碓皇子を美濃国に封じる
それで遂に大碓皇子を美濃に封じました。大碓皇子はその土地(=美濃)へと行きました。大碓皇子は身毛津君(ムゲツキミ)・守君(モリノキミ)の二つの族の始祖です。
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