伊服岐の山

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伊服岐の山

投稿日時:2017-10-16 17:56:20
別名伊吹山・五十葺山・膽吹山
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伊服岐の山

伊服岐の山(=伊吹山)は古事記に登場する地名。古事記では「伊服岐(イブキ)の山」日本書紀では五十葺山(イブキヤマ)・膽吹山(イブキヤマ)。現在の伊吹山は滋賀県と岐阜県の間にある。伊吹山の麓にあるのが「不破関」。不破関は壬申の乱での攻防が勝敗を分けた。ってことは伊吹山は交通の要衝だったってこと。

ヤマトタケルと伊吹山

息吹山はヤマトタケルが、東国平定のあとにヤマトに帰る途中に、伊吹山に立ち寄ります。伊吹山には神がいて、ヤマトタケルは草薙剣を持たず、その神を殺すとして、伊吹山に登ります。

伊吹山に登る時に、白い「猪」がいました(日本書紀では白い大蛇)。ヤマトタケルは猪を「神の使者」として無視して山を登りました。しかし、その猪は使者ではなく神そのものでした。それでヤマトタケルは神に幻惑され、呪いにかけられます。ヤマトタケルは伊吹山からは抜けだすのですが、最後は死んでしまいます。
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伊吹山と草薙剣

ってことは伊吹山の神がヤマトタケルを殺したってことになりますね。また、ヤマトタケルが殺されたのは「草薙剣」を持っていかなかったから。草薙剣を持っていたら死ななかったということになります。

ここでいう剣は明らかに「霊威を持って神(=魔)を払う」存在です。その一方で、剣には「権力者」という性質があります。
●平家物語には、平清盛に厳島神社の神が剣を授けて、天下を授けるというシーンばあります。ただし、神は「調子こいてると権力を失うよ」とも告げています。

草薙剣を所持することが、伊吹山の権力者(支配者)という証明であり、それを所持していないことで、山神に拒絶されたという意味もあったのだと思います。
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引用

古事記からの引用
美夜受比売の答え
そして二人は結婚しました。
そしてヤマトタケルが持っていた草那芸剣(クサナギノツルギ)を美夜受比売(ミヤズヒメ)の元に置いておいて、伊服岐(イブキ)の山の神を討ち取りに行きました。


日本書紀からの引用
景行天皇(三十八)イブキヤマの主神の大蛇
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)はまた尾張(オワリ)に帰ってきて、すぐに尾張氏(オワリノウジ)の娘の宮簀媛(ミヤスヒメ)を娶って、しばらくの間、留まって何ヶ月か経ちました。近江(オウミ)の五十葺山(イブキヤマ)に荒ぶる神がいると聞いて、剣を抜いて宮簀媛(ミヤスヒメ)の家に置いて、徒手(剣を持たないで)で出かけました。膽吹山(イブキヤマ)に到着すると山の神が大蛇(オロチ)に化けて道を塞ぎました。
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