歌の後、トミビコとの戦いへ

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歌の後、トミビコとの戦いへ

漢字・読みウタノアトトミビコトノタタカイヘ
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原文

かく歌ひて、刀を抜きて、一時に打ち殺しき。然る後に、登美毘古を撃たむとしたまひし時、歌ひて曰はく、

現代語訳

そう歌って、刀を抜いて
一気に土蜘蛛たちを殺してしまいました。

その後、登美毘古(トミビコ)を討とうとしたときに
歌った歌が――

解説

土蜘蛛を倒し、そして次はトミビコ――つまりイワレビコの兄イツセ命の仇である、ナガスネヒコとの再戦の際の歌へとつながります。
読み手としては、かたき討ち、再戦、熊野を通って――かなりの遠回りをしての――戦いであることを思うと、もっと細かい記述があってもいいのではないか?と思いますが、やたらとあっさりしています。

日本書紀ではまぁまぁナガスネヒコとの戦いの記述があります。

日本書紀の方は兄イツセ命の死を恨んでいる記述も見えます。
また有名な、弓に鳶が着くシーンがあります。
それでも短いような気もしますが。

個人的コラム

ナガスネとトミ
古事記ではナガスネビコとその別名のトミビコが挙げられていますが、日本書紀には「トミビコ」という名前は登場しません。ただし、ナガスネヒコの妹は「トミヤビメ」で、やっぱり「ナガスネ=トミ」という図式は古事記・日本書紀に共通に見られるものです。

古事記にはナガスネヒコ・トミビコの名前の由来はありませんが、日本書紀にはナガスネは「村の名前」で、トミは鳥の「鳶」が転訛したものとあります。その鳶は神武天皇の弓に金色に輝く鳶が着いたというアレです。そう考えると、「弓に光る鳶」の物語はナガスネヒコの物語だったと考える方が自然でしょうね。
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