自分の代わりに刀を降ろして解決

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自分の代わりに刀を降ろして解決

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現代語訳

アマテラスの問いにタケミカヅチが)
答えました。
『わたしが降りなくても、
その国(日本)を平定した刀があれば、大丈夫です。
この刀を下ろしましょう』

この刀の名前は佐士布都神(サジフツ神)といいます。
別名を甕布都神(ミカフツ神)。
別名を布都御魂(フツノミタマ)といいます。
この刀は石上神宮にあります。
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解説

まだタカクラジが見た夢の説明セリフの続きです。

アマテラスの要請に対して
「わたしが地上に降りなくても、前回平定したときに使った剣があります。それを降ろせば大丈夫ですよ」
と答えるところまでです。
フツは剣が空気を切る音
フツノミタマ剣の名前には別名にもすべて「フツ」があります。これは剣が空気を切る「フ」っという音です。
またもや、自分は降りないのだ!
タケミカヅチが登場するのは二回目。前回はオオクニヌシの国譲りのところでした。国譲り編でタケミカヅチが活躍するので、その鮮やかさが心に残ってしまいがちですが、実はタケミカヅチも父アメノオハバリに「譲られた」くちなのです。
参考:タケミカズチの方が適任
前回はアメノオハバリ→タケミカヅチ
今回はタケミカヅチ→フツノミタマ
という具合に、毎回頼まれた神ではなく、頼まれた神が紹介した神が地上に降りるわけです。

天孫降臨でも同じ構図があります。
アメノオシホミミニニギ
です。
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原文

ここに答へて白さく、『僕は降らずとも、専らその国を平けし横刀あれば、この刀を降すべし』とまをしき。この刀の名は佐士布都神と云ひ、亦の名は甕布都神と云ひ、亦の名は布都御魂と云ふ。この刀は石上神宮に坐す。
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