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大倭根子日子国玖琉命
| 漢字・読み | オオヤマトネコヒコクニクルノミコト |
大倭根子日子国玖琉命（オオヤマトネコヒコクニクルノミコト）
大倭根子日子国玖琉命（オオヤマトネコヒコクニクルノミコト）は古事記での孝元天皇（8代）のこと。
記述
古事記では大倭根子日子国玖琉命（オオヤマトネコヒコクニクルノミコト）。
日本書紀では大日本根子彦国牽天皇（オオヤマトネコヒコクニクルノスメラミコト）。
漢字が違っていてもほぼ同じ名前です。
まとめ
古事記では父親は孝霊天皇、母親は細比売命（クハシヒメ）。
日本書紀では父親は孝霊天皇、母親は細媛命（ホソヒメノミコト）。
こちらも漢字は違っていても同一人物です。
古事記での宮は「軽の堺原宮（サカヒハラノミヤ）」
５７歳で崩御。
日本書紀での宮は「軽境原宮（サカイハラノミヤ）」。
即位57年で崩御。
記述
古事記では大倭根子日子国玖琉命（オオヤマトネコヒコクニクルノミコト）。
日本書紀では大日本根子彦国牽天皇（オオヤマトネコヒコクニクルノスメラミコト）。
漢字が違っていてもほぼ同じ名前です。
まとめ
古事記では父親は孝霊天皇、母親は細比売命（クハシヒメ）。
日本書紀では父親は孝霊天皇、母親は細媛命（ホソヒメノミコト）。
こちらも漢字は違っていても同一人物です。
古事記での宮は「軽の堺原宮（サカヒハラノミヤ）」
５７歳で崩御。
日本書紀での宮は「軽境原宮（サカイハラノミヤ）」。
即位57年で崩御。
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個人的コラム
古事記での崩御の年齢と日本書紀の崩御の年が同じと言うことは、これまでの記述も、要はそう言うことなんでしょう。古代では即位の治世の年数と、年齢を混同している。私はこれを「間違い」とは思いません。私は古代では、収穫することが1年であり、現在のように365日で一年ではなかったのだと思っています。この時、一年とは現在の180日かもしれないし、もっと短いかもしれない。それは収穫祭があれば年をとるだけなので、決まっていなかった。そして、収穫をするってことは税を納めるということです。となると、「何回、税を集めたのか？」が「天皇の年齢」となり、この年齢は当時の天皇としては名誉に関わる大事な数字です。だから、間違いではないが、「1年＝365日」だと思っている私たちからすれば、これは嘘に見える。しかし大事な数字のはずです。
孝霊天皇から皇女が登場し、急に子息子女が増えます。中でも有名なのは「夜麻登登母母曽毘売命（ヤマトトモモソヒメノミコト） 」と「大吉備津日子命（オオキビツヒコノミコト＝桃太郎の元ネタとも言われる人物）」です。詳細は孝霊天皇と孝霊天皇（日本書紀）を参考にしてください。
孝霊天皇から皇女が登場し、急に子息子女が増えます。中でも有名なのは「夜麻登登母母曽毘売命（ヤマトトモモソヒメノミコト） 」と「大吉備津日子命（オオキビツヒコノミコト＝桃太郎の元ネタとも言われる人物）」です。詳細は孝霊天皇と孝霊天皇（日本書紀）を参考にしてください。
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出自
古事記では
父孝霊天皇
母細比売命（クハシヒメ）
日本書紀では
父孝霊天皇
母細媛命（ホソヒメノミコト）
異腹兄妹が大量にいるので詳細は大倭根子日子賦斗邇命（オオヤマトネコヒコフトニノミコト）を参考に。
父孝霊天皇
母細比売命（クハシヒメ）
●大倭根子日子国玖琉命（オオヤマトネコヒコクニクルノミコト）
日本書紀では
父孝霊天皇
母細媛命（ホソヒメノミコト）
●大日本根子彦国牽天皇（オオヤマトネコヒコクニクルノスメラミコト＝孝元天皇）
異腹兄妹が大量にいるので詳細は大倭根子日子賦斗邇命（オオヤマトネコヒコフトニノミコト）を参考に。
古事記での后と子息子女
内色許売命（ウツシコメノミコト）…穂積臣の祖先である内色許男命（ウツシコヲノミコト）の妹
伊迦賀色許売命（イカガシコメノミコト）…穂積臣の祖先である内色許男命の娘
波邇夜須毘売（ハニヤスビメ）…河内青玉（コウチノアオタマ）の娘
伊迦賀色許売命（イカガシコメノミコト）…穂積臣の祖先である内色許男命の娘
●比古布都押之信命（ヒコフツオシノマコトノミコト）
波邇夜須毘売（ハニヤスビメ）…河内青玉（コウチノアオタマ）の娘
●建波邇夜須毘古命（タケハニヤスビコノミコト）
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日本書紀での后と子息子女
欝色謎命（ウツシコメノミコト）
伊香色謎命（イカガシコメノミコト）
埴安媛（ハニヤスヒメ）…河内靑玉繋（カフチノアオタマカケ）の娘
●大彦命（オオヒコノミコト）
●稚日本根子彦大日々天皇（ワカヤマトネコヒコオオヒヒノスメラミコト＝開化天皇）
●異説扱いで、少彦男心命（スクナヒコオココロノミコト）
●倭迹々姫命（ヤマトトトヒメノミコト）
●稚日本根子彦大日々天皇（ワカヤマトネコヒコオオヒヒノスメラミコト＝開化天皇）
●異説扱いで、少彦男心命（スクナヒコオココロノミコト）
●倭迹々姫命（ヤマトトトヒメノミコト）
伊香色謎命（イカガシコメノミコト）
彦太忍信命（ヒコフツオシノマコトノミコト）…武内宿禰の祖父
埴安媛（ハニヤスヒメ）…河内靑玉繋（カフチノアオタマカケ）の娘
武埴安彦命（タケハニヤスヒコノミコト）
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引用
古事記からの引用
孝霊天皇
孝元天皇と妻、その子供たち
日本書紀からの引用
孝霊天皇（日本書紀）
孝元天皇（日本書紀）
孝霊天皇
孝元天皇と妻、その子供たち
大倭根子日子国玖琉命（オホヤマトネコヒコクニクルノミコト＝孝元天皇）は軽の堺原宮（サカヒハラノミヤ）で天下を治めました。
日本書紀からの引用
孝霊天皇（日本書紀）
即位２年。春２月の１１日。細媛命（ホソヒメノミコト）を皇后としました。
后は大日本根子彦国牽天皇（オオヤマトネコヒコクニクルノスメラミコト＝孝元天皇）を生みました。
后は大日本根子彦国牽天皇（オオヤマトネコヒコクニクルノスメラミコト＝孝元天皇）を生みました。
孝元天皇（日本書紀）
大日本根子彦国牽天皇（オオヤマトネコヒコクニクルノスメラミコト＝孝元天皇）は大日本根子彦太瓊天皇（オオヤマトネコヒコフトニノスメラミコト＝孝霊天皇）の太子（ミコ）です。母は細媛命（ホソヒメノミコト）といいます。磯城縣主大目（シキノアガタヌシオオメ）の娘です。孝元天皇は大日本根子彦太瓊天皇（＝孝霊天皇）が即位３６年の春１月に皇太子となります。年は１９歳でした。
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