白兎神社(鳥取県鳥取市白兎)

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白兎神社(鳥取県鳥取市白兎)

投稿日時:2018-04-04 12:56:23
別名兎の宮・大兎大明神・白兔大明神
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概要

住所鳥取県鳥取市白兎603番地
祭神白兎神・保食神(ウケモチ)・豊玉比売(豊玉姫命・トヨタマヒメ)。主祭神は白兎神。
創建不明。慶長年中(1596~1615年)鹿野城主亀井武蔵守茲矩が夢を見たことをきっかけに再建。社領も寄進している。

物語・由来

大国主が救ったという白兎を祀った神社。
白兎はワニを騙して沖ノ島から陸に渡り、騙されたと知ったワニに「素兎(シロウサギ)」にされました。実は白兎とは、素っ裸にされた兎という意味で、白い兎という意味じゃないんですが、神社の由緒書きには「衣服を脱がされて裸になった」と書いてあって妙に忠実だなと感心しました。

それは置いておいて。

兎は「皮」は剥がされていて、それで苦しんでいると、大国主の兄たちである八十神に嘘を教えられて、病状が悪化。しかし、最後に通りかかった大国主に真水で洗ってガマの穂で傷口を保護すれば治るとアドバイスしてもらって完治。そのお礼に「オオナムチ(=大国主の幼名)が八上姫(ヤガミヒメ)を娶る!」と予言をします。予言というよりは言霊の魔法(呪い)というべきでしょうか。つまり兎は霊力を持った神聖な存在だったのですね。
その結果、オオナムチヤガミヒメと結婚します。
以上の話を踏まえて
白兎神社の神は医療(特に皮膚病)の神であり、オオナムチと八上姫をくっつけたことから「恋愛・縁結び」の神として人気があります。
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アクセス

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神社や関連する土地

御身洗池(ミタラシイケ)
社殿のすぐそばにある。不増不滅の池とされ、干ばつでも大雨でも水量が変わらないとされる。伝承ではここで白兎は体を洗ったという。ところで神社のそばによく御手洗という地名があるのだけど、あれは神社に参拝する前に身を清める川や池のこと。御身洗池も同様の意味ではないかと。この池とは別に兎が体を洗ったという池ガマというのがあるらしい。
本殿の菊座石
白兎神社の本殿の土台には28枚の花びらの菊の紋の入った石が使われていて、皇室と関わりがあったのではないかと思われる(ちなみに宮家の菊紋は16枚の花びら)。が、コレがいつ作られたものか分からない。再建された慶長年間か、明治か? まさかもっと前?? 実際見ると皇室ではなくて単に「装飾」として作っただけって可能性もあるなと。
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