スポンサードリンク
ミヤズヒメとの婚約
TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket原文
かれ、尾張国に到りて、尾張国造の祖 美夜受比売(ミヤズヒメ)の家に入りましき。すなはち婚ひせむと思ほししかども、また還り上らむ時に婚ひせむと思ほして、期(チギ)り定めて東の国に幸して、悉に山河の荒ぶる神、また伏はぬ人等を言向け和平したまひき。
現代文訳
ヤマトタケルは尾張の国へ入りました。
尾張国造の祖 美夜受比売(ミヤズヒメ)の家に入りました。
すぐに結婚しようと思ったのですが、東国を平定して帰ってきたときに結婚しようと思いました。
そこでミヤズヒメと結婚の約束だけして東国へ向かいました。
ことごとく山河のあらぶる神々と従わない人間達を平定しました。
尾張国造の祖 美夜受比売(ミヤズヒメ)の家に入りました。
すぐに結婚しようと思ったのですが、東国を平定して帰ってきたときに結婚しようと思いました。
そこでミヤズヒメと結婚の約束だけして東国へ向かいました。
ことごとく山河のあらぶる神々と従わない人間達を平定しました。
スポンサードリンク
解説
尾張国造の租ミヤズヒメ
女性、姫が尾張国造の租というのは古代日本が女系集団だったから、かな。
一度断る?
ここではヤマトタケルが、結婚しようと思ったのですが、仕事が終わってからにしよ!ということで結婚を延期しています。
しかし、どうやら日本の結婚は、男が言い寄ってきたらまずは一回断るのは慣習。
参考:ヌナカワヒメの逢瀬の約束 翌日の夜に結ばれる二人 などなど
女性、姫が尾張国造の租というのは古代日本が女系集団だったから、かな。
一度断る?
ここではヤマトタケルが、結婚しようと思ったのですが、仕事が終わってからにしよ!ということで結婚を延期しています。
しかし、どうやら日本の結婚は、男が言い寄ってきたらまずは一回断るのは慣習。
参考:ヌナカワヒメの逢瀬の約束 翌日の夜に結ばれる二人 などなど
スポンサードリンク
SNSボタン
TWEET Facebook はてブ Google+ Pocketページ一覧
景行天皇(古事記)の表紙へ
- Page12 ヤマトタケルとイズモタケル
- Page13 刀を取り替える策略
- Page14 東国12カ国へ
- Page15 草那芸剣と袋を受け取る
- Page16 ミヤズヒメとの婚約
- Page17 焼津の火攻め
- Page18 弟橘比売命の入水
- Page19 弟橘比売命の歌
- Page20 足柄山の白い鹿
スポンサードリンク