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クニノサツチ
漢字・読み | 国狭槌尊 |
別名 | 国狭立尊(クニノサタチ)・国之狭土神(クニノサヅチノカミ) |
概要
物語・由来
日本書紀の登場箇所
第一段本文 世界のはじまり
第一段一書(一)天地が分かれて、その虚空に
第一段一書(二)葦の芽が生えるように
第一段一書(四)高天原に生まれた神
古事記の登場箇所
オオヤマヅミの子供たち
第一段本文 世界のはじまり
第一段一書(一)天地が分かれて、その虚空に
第一段一書(二)葦の芽が生えるように
第一段一書(四)高天原に生まれた神
古事記の登場箇所
オオヤマヅミの子供たち
性格・能力
古事記ではオオヤマヅミとノヅチ神の子
日本書紀では天地開闢直後誕生の神
古事記のオオヤマヅミの子供たちではオオヤマヅミとノヅチの間に生まれた「山の土」の神である国之狭土神(クニノサヅチ)と同一神とされます。
その名前から推測するに山の土であり、国の土。大地そのものを神格化したと思われます。クニノトコタチが大地の土台で、クニノサツチがその「土」とか「砂」です。
国の根幹は「土」=クニノサツチ神
植物には土が欠かせません。水を貯め、肥料を蓄えます。よい土には肥料と言った有機物だけでなく、ほどよい根の呼吸を助けるような「構造」も必要です。水が溜まりすぎても植物は育ちません。水はけがよくないとダメです。
野菜は土が作る。
野菜作りは土づくり。
だから土は「国」を支える根幹です。
そのクニノサツチが日本書紀では天地開闢の直後に誕生しているのは、日本人が生粋の農耕民族だからでしょう。
日本書紀では天地開闢直後誕生の神
古事記のオオヤマヅミの子供たちではオオヤマヅミとノヅチの間に生まれた「山の土」の神である国之狭土神(クニノサヅチ)と同一神とされます。
その名前から推測するに山の土であり、国の土。大地そのものを神格化したと思われます。クニノトコタチが大地の土台で、クニノサツチがその「土」とか「砂」です。
国の根幹は「土」=クニノサツチ神
植物には土が欠かせません。水を貯め、肥料を蓄えます。よい土には肥料と言った有機物だけでなく、ほどよい根の呼吸を助けるような「構造」も必要です。水が溜まりすぎても植物は育ちません。水はけがよくないとダメです。
野菜は土が作る。
野菜作りは土づくり。
だから土は「国」を支える根幹です。
●古代の農業で問題なのは連作障害です。翌年以降は収穫量が激減します。そこで焼き畑農業で毎年移動しなくてはいけませんでした。
●連作障害の原因は現在でもハッキリとはしません。ですが古代の人でも原因が「土」にあることは推測していたハズです。
●古代の農業では雨(水神)より、太陽より、「土」を精霊として恐れていたはずです。
●この連作障害を起こさない栽培方法が「水田」です。水田は生活を一変させました。連作障害を恐れなくてよくなると、土より太陽や雨(つまり日照不足と干ばつと、逆に洪水)や、強風(もしくは台風)を恐れるようになったと思います。
●その信仰の変化の過程が日本書紀や古事記には残っていると考えています。
●連作障害の原因は現在でもハッキリとはしません。ですが古代の人でも原因が「土」にあることは推測していたハズです。
●古代の農業では雨(水神)より、太陽より、「土」を精霊として恐れていたはずです。
●この連作障害を起こさない栽培方法が「水田」です。水田は生活を一変させました。連作障害を恐れなくてよくなると、土より太陽や雨(つまり日照不足と干ばつと、逆に洪水)や、強風(もしくは台風)を恐れるようになったと思います。
●その信仰の変化の過程が日本書紀や古事記には残っていると考えています。
そのクニノサツチが日本書紀では天地開闢の直後に誕生しているのは、日本人が生粋の農耕民族だからでしょう。
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