欠史八代の皇后・妃の一覧

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欠史八代の皇后・妃の一覧

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注意事項

●孝元天皇と開化天皇以外の女性は、皇后とその別伝という扱いなのに対して、孝元天皇と開化天皇の皇后と妃は別伝ではなく、書かれています。
⚫︎よって、孝元天皇以前とこれ以降では記紀での「資料(=元ネタ)」が違うか、これ以前の資料が焼失したか、ともかく境目があると思われます。
もしくは孝霊天皇より前には「皇后」という概念が無かったのかもしれない。

⚫︎妃のうち同じ系統と思われるものを色分けしました。このうち「薄い黄色」で分けたものは「皇族」になります。
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皇后・妃の一覧その1

古事記日本書紀一書一書
綏靖天皇師木県主の祖の河俣毘売事代主神の娘の五十鈴依媛磯城縣主(シキノアガタヌシ)の娘の川派媛春日縣主大日諸(カスガノアガタヌシノオオヒモロ)の娘の絲織媛
安寧天皇師木県主波延の娘の阿久斗比売事代主神の孫の鴨王の渟名底仲媛命 別名を渟名襲媛磯城縣主葉江の娘の川津媛大間宿禰の娘の糸井媛
懿徳天皇師木県主の祖の賦登麻和訶比売命、亦の名は飯日比売命息石耳命(懿徳天皇の兄)の娘の天豊津媛命磯城縣主葉江の弟の猪手の娘の泉媛磯城縣主太眞稚?の娘の飯日媛
孝昭天皇尾張連の祖 奥津余曽の妹、余曽多本毘売尾張連の遠祖の瀛津世襲の妹の世襲足媛磯城縣主葉江の娘の渟名城津媛倭国の豊秋狹太媛の娘の大井媛
孝安天皇天足彦国押人命(孝安天皇の兄)の娘の忍鹿比売命天足彦国押人命(孝安天皇の兄)の娘の姪押媛磯城縣主葉江の娘の長媛十市縣主五十坂彦の娘の五十坂媛
孝霊天皇十市県主の祖、大目の女、細比売命磯城縣主大目の娘の細媛命春日千乳早山香媛十市縣主の祖先の娘の眞舌媛
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綏靖天皇から孝霊天皇まで

師木県主(磯城縣主)の強さ
綏靖天皇から孝霊天皇までは古事記には「皇后」しか書かれていない。だから古事記(皇后一人)+日本書紀(異伝含めて三人)を並べる意味は無いかもしれない。それでも磯城縣主が天皇に妃を送っている…つまり勢力が強かったことは否定できない。
古事記の孝霊天皇の「十市県主の祖、大目の女、細比売命」と日本書紀本文の「磯城縣主大目の娘の細媛命」が対応していることを考えると、磯城縣主と十市県主は同一か、同系統と考えていい。となるとほとんど磯城縣主系となる。

古事記と日本書紀の本文が違う理由
妃になることと、「世継ぎを生み皇后となる」ことは違う……程度のことかもしれない。妃にはなったものの子が無かったか、産んだ子が天皇になれなかったから記述がないだけか。
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皇后・妃の一覧その2

皇后
孝元天皇古事記穂積臣等の祖の内色許男命の妹、内色許売命内色許男命の娘、伊迦賀色許売命河内青玉の女、名は波邇夜須毘売
日本書紀穗積臣の遠祖の欝色謎命物部氏の遠祖の大綜麻杵の娘の伊香色謎命河内靑玉繋の娘の埴安媛
開化天皇古事記旦波大県主、由碁理の娘、竹野比売内色許男命の娘、伊迦賀色許売命丸邇臣の祖 日子国意祁都命の妹、意祁都比売命
日本書紀物部氏の遠祖の大綜麻杵の娘の伊香色謎命丹波竹野媛和珥臣の遠祖の姥津命の妹の姥津媛
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孝元天皇・開化天皇

この二天皇に関しては齟齬や妙なところがない。古事記と日本書紀でほぼ同じ。ひとつあげるならば、「伊香色謎命」。

伊香色謎命は穂積臣の先祖として古事記では書かれているのに、日本書紀では物部氏の先祖とも書かれる。穂積臣と物部氏は同系統の氏族なのか。
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